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なからなLife

geekに憧れと敬意を抱きながら、SE、ITコンサル、商品企画、事業企画、管理会計、総務・情シス、再び受託でDB屋さんと流浪する人のブログです。

「厳しい」と「キツイ」は違う

コミュニケーション


組織構造上、上に立つ人は、下の人を育成する義務を負っていることが一般的だ。
評価指標の中に盛り込まれるケースも多い。


そんな人が、さらに上層の人から指摘を受けるのが
「もっと厳しい指導をしなさい」
というもの。


こんな指導を受ける人は、「人がよい」タイプの人も多い。
そして、こんな指導を受ける人に、犯しがちな誤りがある。


「厳しい」を「キツイ」と取り違えるのだ。


よくあるパターンは2つ

  1. それまでと同じレベル、同じ内容の指導、フィードバックを「言い方をキツく」しただけ
  2. それまでに比べ、レベルが1次元下(より重箱性が高い=些細なところ)を指導ポイントとし、しかも粘着性が高く(しつこく)なる。


どちらのパターンも、受け取る側が感情的にキツいだけで、何も価値を生み出していない。
むしろモチベーションが低下する、という点ではマイナスだ。


そもそも
「もっと厳しい指導をしなさい」
と言った本人の意図したレベルがこの程度であったりもするが。


本当の意味での「厳しい指導、フィードバック」とは何か。


それは、「厳しい」=「厳密な」=「曖昧性が低い」「なし崩しにしない」ということだろう。


組織として、会社として、その部下に求めるレベルの基準に対して、
「評価するのビミョーだから、放置」
ではなく、「ちゃんとした基準に照らして、上か下か」をハッキリさせなさい、ということ。


もちろん、「ちゃんとした基準」がとても重要。
これが共有されていなければ、納得感もなにもあったもんじゃない。
指導される側に理不尽感が募るだけだ。


評価制度自体がグレーな会社、評価制度自体をオープンにしていない会社は、
この論に上げるレベルにない、ってことだな。


今、育成に悩んでいる人、これから人を育成する立場になろうとしている人へ。
こんなことをつぶやいていたヤツがいたことを忘れないでほしい。


客観的にどんな正しいメッセージも、聞き手がどう感じるかが全てだから。
聞き手が心の壁を作ってしまったら、その先はないのだから。