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なからなLife

geekに憧れと敬意を抱きながら、SE、ITコンサル、商品企画、事業企画、管理会計、総務・情シス、再び受託でDB屋さんと流浪する人のブログです。

「非属の才能」を読んでるなう。

ござ先輩のエントリhttp://d.hatena.ne.jp/gothedistance/20090414/1239686925で紹介されてた本。


著者「山田玲司」に引っかかってた。そうじゃん、マンガ「Bバージン」の作者じゃん。好きだったなー。あの「絵のきれいさより、勢い」で書くスタイルも含めて。
文体は、彼のスタイルそのものだった。論理的かといわれると、突込みどころ満載なんだけど、でも何かを感じさせる勢いがある。

というのは置いておいて、非常に考えさせられる一冊だった。まだ読んでるとちゅーだっつーの。しかもまだまだ2/7章。


「非属の才能」というのは、いわゆる俗世間的な価値観で形成された社会に属さず(人とあわせることができず、そうした俗世間に属すことができず)、その信念を貫いた方が、秘めたる才能が開花する、っていう話なんだけど、やっぱり非属で生きていくのは難しい。

非属に対してあまりにも冷酷な社会システムになっていると思う。
そして、子供を非属として育てていくのはもっと難しい。従属側に生きてきた親ならなおさらだ。
従属側の親は、子供を従属側に「しつける」ことで、子供自身の人生うんぬんより、親自身の精神的安定を保っているのではないだろうか。


自分の子供に対しては、基本は従属側の感覚がわかる人として育てていくことになると思う。
どうにも手におえないと思ったとき、こんな本があったと振り返ると、救われるかもしれない。
非属の才能の持ち主が優れた才能を発揮したのが後天的であったように、非属の子の親もまた、最初からそれを受け入れていたかといったら、必ずしもそうではないんじゃないかか。多分、どうにも世間とは違うタイプだと思い悩んで苦しんだ末にたどり着いた境地なんじゃないか。


典型的な田舎の古い文化の中で、微妙に非属の要素をもっていながら、自ら押し殺してきた自分としては、まだまだしばらくこのテーマで悩みつづけることになりそうです。


そりゃ、その土地で10代以上続いている家系に生まれ育って、親が自営業始めて間もなくて、通っている学校の先生が親戚だったりしたら、非属の才能を発揮しずらいわな。四面楚歌もいいところ。


と、たった2章読んだだけなのに、こんなことを考えされられ、何か書き残さずにはいられなかった本でした。


というわけで、続きも読む。