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なからなLife

geekに憧れと敬意を抱きながら、SE、ITコンサル、商品企画、事業企画、管理会計、総務・情シス、再び受託でDB屋さんと流浪する人のブログです。

頭の回転が遅くてよかったと思ったこと

コミュニケーション 雑記

以前にもちょっと触れたことがありますが、自分はコミュニケーションが得意ではないタイプだと思っています。そのコンプレックスの根源はというと、頭の回転が遅いというか、対話の中ですぐに言葉が浮かんでこない、というところにあります。


そのために、一通り話が済んでその場を離れて落ち着いてから、いろんな想いがフツフツと沸き起こってくることが良くあります。
もっと頭の回転が速くて、その場その場で迅速に、的確に意見を言えればいいのに、と思うことが多いです。すごく悔しいんですよね、こういうとき。


でも、ちょっと落ち着いて考えると、「頭の回転悪くてよかった」「すぐにクチに出せないタイプでよかった」なんて思ってしまうことがあることに気づきました。


「沸き起こってくる」の内容って、だいたいこんな感じなんです。

  • 「どう考えても、オレ悪くねーじゃん」
  • 「あの時、ああやって切り返せればよかった。もう少し話が違う方向に行ったはず」
  • 「一応変な結論にはならずに済んだけど、どー考えてもあの案は最初から議論の余地がないほどおかしいだろJK。」
  • 「作りが間に合わないとか、リスクを調べる余裕がないとかいう理由で、契約実態と異なる契約情報見せる仕様にして、金払ってるユーザーに不便を強いるとか、ばかなの、しぬの?」
  • 「社内同士の会話だから大目にみるけど、受託のエンジニアだったら、依頼主に同じセリフ吐けるか?出禁かクビも覚悟する領域だぜ。どれだけ感覚マヒってんの?」
  • 「目の前の仕事のことしか視野にねーじゃん。視界が狭すぎんの。その作業省いて、どれだけのコストが浮くの?省かれた作業で、誰がどれだけ余計にコストかけて業務まわすの?」
  • 「やらない理由を20個並べて、それで何か変わるの?だったらやれる可能性のある道を1個でいいからヒネリ出せよ。頭の使いどころが根本的にズレてるんだよね。」

などなど。汚い言葉だらけですね。ごめんなさい。


こうして書き連ねてみると、その場で口に出さないほうがよいものばっかりですね。
後でチラシのウラにでも吐き出して終わりにしていたほうが、不必要な人間関係の崩壊を招かずに済みます*1。結局その相手にはその後も色々(任せたくもない作業も含めて)やってもらわなければいけないので、なおさらです。


まさに「沈黙は金」。


そうやって、この歳になるまで、波風立てずに飄々と生き長らえてきたわけです。
情けないなと思う部分も多々ありますが、そんな自分の欠点を少しだけ前向きに捉えられるようになれた気がします。

追記

一応開発もやってた人なので、上記のようなことを上流屋にいわれたら、相当ムカつくであろう事は予想できます。ただ、一度コンサルの肩書きでベタ上流を経験してから振り返ると、それまで開発者目線でこだわっていた部分が、ビジネス全体からすると非常に影響が小さいことに気付かされるため、こんな風に考えるようになった次第です。とはいえ、「細部に宿る神」はいるわけで、それは大事にしていきたいし、そういった細部への感覚は失いたくないな、とも思ったりするわけです。むずかしいっすね。

*1:吐き出さずに溜め込んで自分が崩壊してしまったら元も子もないです