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なからなLife

geekに憧れと敬意を抱きながら、SE、ITコンサル、商品企画、事業企画、管理会計、総務・情シス、再び受託でDB屋さんと流浪する人のブログです。

「2時間で丸わかり 不動産の基本を学ぶ」は、2時間では読みきれなかったけど要所を押さえた良書だった

書評メモ 雑記

不動産「取引」の基本を知る

不動産業について知識を増やす必要に迫られており、その取っ掛かりとして選んだのが、「2時間で丸わかり 不動産の基本を学ぶ」という本です。

 

残念ながら、3時間くらいかかりました。

不動産業についてはホントに初めてなので、読むのに時間がかかったのかもしれません。

 

2時間で丸わかり不動産の基本を学ぶ

2時間で丸わかり不動産の基本を学ぶ

 

 

対象読者について

帯には

  • 不動産業・建設業の新人さん、不動産に投資したい人、大家さん、銀行員に向けて書きました。
  • 宅建持ってなくても実務はこれだけでOK

と銘打ってありますが、基本的には「不動産業・建設業の新人さん」がメインとみて良いと思います。

 

バランス感覚に優れた良書

不動産売買、仲介の業務に携わる人の心構えが平易に丁寧に解説されていて、とても読みやすいです。

 

 

不動産業に関わる人の基本となる調査系のノウハウは当然押さえていますが、私が何より気に入ったのはそのバランス感覚です。

  • 売り手の視点・売り手支援に回る不動産業者の視点
  • 買い手の視点・買い手支援に回る不動産業者の視点
  • 融資審査をする金融機関担当者の視点

がフォローされており、それぞれに応じて、どんな気配りをすべきかが記載されている親切設計です。

 

 

私は既に中古マンションを購入して7年目に入りますが、買い手として不動産売買に関わった当時の記憶がよみがえるとともに、当時の業者が、当時の売り手がどんなことを気にしていたか、どんな手続をしていたかを理解することが出来ました。

 

 

この本に、あえて注文をつけるとするならば

「章ごとに、まとめのページをつけて欲しい」

この1点です。

 

 

これは押さえておきたい、と思うことが書いてあるんですけど、文章の中に現れただけで、まとめ、一覧、図解などに現れてこないことが多く、再参照する際に見つけにくいのです。

 

 「実務はこれだけでOK」と煽るならなおさら、参照性、検索性にもう一工夫して欲しかったです。

 

 

そうは言っても、実際に業務をする人の場合、もう1段階2段階と深く踏み込んだ 本を参照することになるような気もするので、そうした本に手をだす前の頭慣らしとしてのポジションと捉えれば、かなり有用な本であると思います。

 

さっそく、もう一歩深く入った本を手にとって見たら、案の定、今の私の知識では太刀打ち出来ない濃い内容でした。よって、今は流し読み。ガチで深入りする状況になったら、かなりお世話になることになりそうです。

 

こちらの本、参照性についての配慮はもちろんのこと、最近の潮流や、業務上で役立つスマホアプリの紹介なんかもあって、なかなかいい感じでありました。 

ベーシック不動産実務ガイド

ベーシック不動産実務ガイド

 

 

 

そんなわけで、主題である「2時間で丸わかり 不動産の基本を学ぶ」が良書であることに変わりわないですので、「不動産業に関わる、宅建未取得の人*1」だけでなく、「これから不動産購入を検討している人」も、不動産売買に関与する人たちそれぞれの立場での視点が理解できるようになるので、買って損はない1冊かと思います。

 

*1:宅建取得者には当然の内容と推察