なからなLife

geekに憧れと敬意を抱きながら、SE、ITコンサル、商品企画、事業企画、管理会計、総務・情シス、再び受託でDB屋さんと流浪する人のブログです。

先入観がめんどくさい。

先入観の強い人の相手がめんどくさいです。

自分の中にある常識に固執する人に限って、生きている世界が狭かったりして。

生きている世界が広い人ほど、色々な考え方の人に触れているから、自分の常識が通じない世界を知っているから、相手がどんな考え方を持っているかに配慮したコミュニケーションがとれる事が多いです。

 

 

日本に閉じこもってる奴がダメで世界で勝負してる奴がスゴイって話じゃないです。

 

グローバリゼーション万歳、インターナショナル万歳な価値観で凝り固まってる人は、日本を飛び出して行くけど、狭く凝り固まった海外万歳の先入観に従って行動しているだけで、どこに行っても、自分の価値観に合わない意見を否定して自分が正しいと言い張ってる迷惑老婆な存在であることに変わりはないです。

 

 

物事を決めつけてかかる人の相手がめんどくさいです。

ITの営業・コンサルの例がわかりやすいけど、IT業界に限らず腐るほどいますね。

業界的に売りたくて勝手に騒いでいるものを「世の中かくあるべし、あなたの会社もかくあるべし」と押し付けてくる人。

 

 

デファクト・スタンダード」は、ほぼトップシェアにして事実上の標準として扱われている、という事象を示しているに過ぎないからいいんだけど、海外のパッケージを持ち込んできただけで「ベストプラクティス」とか言い出されると吐き気がします。

 

 

それ、目の前の客にとって本当にベストだと思って提案してんのか?そこまで本気で客のこと考え詰めたことがあるのか?そもそもテメエとそんなに深く話し合う時間なんかとっていたか?と。

 

 

フリーアドレス?在宅・バーチャルオフィス?ノマド?いつでもどこでも、会社にいるのと同じように?

 

 

それぞれの事情、コンテキスト抜きに語ってんじゃねえよ、と。

 

 

ビデオ会議でも伝わらないような表情の機微、時には場所を選ぶような言葉も交えた、本物のFace to Faceのコミュニケーションを重視してる会社だってゴマンとあるんだよと

 

 

この手のギョーカイ人とは、静かに縁を切るだけです。

 

 

事実をそのままに受け止めず、勝手な意味・解釈を付けて反応してくる人の相手がめんどくさいです。

事象事象であって、そこになんの意味もついてないのに。

事象に意味を見出すのは、その人自身が勝手にやっていることなのに。

 

 

論理的に筋道が通っているか否か、という2つしかないハズの会話の中に、論理どころか物理化学法則までねじ曲げて怒りを露わにされても、扱い用がありません。

 

 

この手の人は、ロジカル・コミュニケーションがまったく成立しないので、関わりたくないです。

 

 

仮説と私見を分けて考えられない人の相手がめんどくさいです。

仮説思考すばらしいですよ。大いに身につけるべきですよ。大いに活用するべきですよ。

 

 

でもね、仮説と私見を分けてない人って、仮説です、って言いながら、仮説を揺るがすような意見が出てくると、食って掛かってくる。

 

なんでキレてんの?仮説である以上、それをCritical(批判的)に検証していくんでしょ?

 

むしろ反対方向から色々ぶつけて、検証して、理論をより強固にしたり、あるいは仮説に修正を加えたりするんでしょ?

 

 

いちいちキレるのは、それが仮説じゃなくて私見になっていて、その自分の意見を否定され、自分まで否定されたような気になってるから。

 

 

 

なんていう指摘をしたところで、この手の人は聞く耳なんて1ミリも持ってないんで、無用な争い、無駄な労力は全力回避しますけど。

 

 

 

コンテクストの共有を省略する人の相手がめんどくさいです。

あなたが何を考えた結果としてその言動に至ったかなんて、知るわけないって。

 

いちいちそんなことも説明しないといけないの?って。そうだろ。俺はお前じゃないんだから。お前がソレについて色々こねくり回して考えている間、俺は違うこと考えているんだから。

 

 

 

色々考えてるつもりのAさん「Xについて、どう思う?どうしたい?(当然Yだよね)」

ある意味純粋なぼく「(その情報だけから判断するなら)Zだと思う(にしたい)」

色々考えてるつもりのAさん「は?なんで?ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!」

 

 

相手の意見を伺う、という体裁をとっているものの、質問の前に勝手に自己完結してて、その実体は賛同が欲しいだけ、という人に多い会話のパターンです。

 

 

ああ、めんどくさい。

 

 

こんな会話が今日も絶えない私の周りです。乙。