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なからなLife

geekに憧れと敬意を抱きながら、SE、ITコンサル、商品企画、事業企画、管理会計、総務・情シス、再び受託でDB屋さんと流浪する人のブログです。

再び転職活動記(6ヶ月ぶり5回目)

雑記

ワリと細かい記録を残したあのエントリの後

http://atsuizo.hatenadiary.jp/entry/2014/01/16/102541

1年足らずで諸事情あって転職、その時は一本釣り(釣られ)で移籍したんですが、非常に残念な事情により、在籍半年にしてまさかの再転職活動を強いられる結果となりました。


そんなわけで、今回のエントリは、「アラフォー、5社経験済み、途中でキャリアチェンジあり」という、非常に転職市場に放り出された男の苦悶の記録となります。

動機・きっかけ

会社都合です。
リストラです。
Re-Structuring=再構成、なんてかっこいいものではありません。


「上場目指して体制強化するぜー」
「とにかく前に進めるのに必要ならば先行投資だー」
からの
「先行投資に見合った売上があがんねえ。とりあえず今度のボーナス出せねえ」
さらに
「キャッシュがやべえ。もう耐えきれねえ。会社自体を小さくして、しばらくおとなしくするわゴメンネゴメンネー」
で、3分の1くらい人が減るという事業縮小モードに転換するという、在籍6ヶ月のジェットコースター。


世間様は「アベノミクス」で賞与増だなんだと景気がいいこのご時世に、「IPOやるんだー」と景気のいい話をしてたのに、このありさまですよ。


つまり、「財務マネジメントが残念な会社」でした、ってだけの話なんですが、前の会社に色々思い始めていたところに、職務ほぼそのまま報酬UPなお話をもらって、冷静な比較などせず飛び込んでしまった私自身の責任です。


ベンチャー企業で働くのって、楽しいけど、楽しいだけじゃないですね。


上場ゴールして世間様に多大な迷惑をお掛けするよりはマシだったのかな。


で、再び転職活動。

求職条件

前回とほぼ同じ。


こちらのスペックは、
アラフォー男、5社経験。内訳は、SI、コンサルのあと事業会社3社。ウチ1社は上場会社の主要子会社、2社は上場準備中で、いずれもベンチャー
事業会社では異動や転職を経てネットサービス企画推進、経営企画、総務、情シスなどを経験。


求人案件の絞り込み条件としては、
社内情シスまたは管理系部門
情シス+その他職務の兼任歓迎。情シス抜きの総務・経営企画/経営管理もアリで。
受託SI・コンサルは、特徴ある数社だけを受ける。
業種問わず、ただし、ソーシャル、ゲーム、エンタメ(パチンコ等)除外
都内近郊、転居を伴う転職なし(入社後の異動についてはご相談)

結果サマリ

応募80件、書類通過20件
二次面接以降に進んだ案件 8件
(会社により1次で最終〜3次で最終とバラバラなので、途中のデータなしで)
内定 2件


給与条件:ほぼ前職通り


結果、受託の世界に戻ることになりました。社内SEの方でいいお話をいただけなかったから、ってのもあるんですが、まさかの受託の世界に戻ることになるとは思ってもいませんでした。


現在の納得度は、60〜75%くらいですかね。これについても後述します。

不合格時の主な理由

書類で落ちるのは
・応募多数による比較選考の結果
・転職回数の多さ
・スキルミスマッチ(求人票上の表記に対してやや無理目のところも応募したので)
ということですが、それ以外の理由もあるでしょうし、その辺オブラートに包んででの1番目の理由でしょう。


面接で落ちるのは
・他の選考者との比較の結果
・今回のポジションで期待するスキルの種類やスキルレベルとの不一致
・力強さに不安
が多かったです。


その他、個別の考え方の相性的なところでの不一致はありました。
これはお互いがお互いを見て知るための面接ですので、仕方ないですね。


3番目ですが、「壁を乗り越えていくイメージがわかない」らしいです。会話の感じからなのか、転職回数を「逃げ」として見られているからなのかはわかりません。


まあ見た目からして「ガツガツ・ギラギラ」してないし、性格的にも「無用な軋轢は避けたい温厚型」ですし、リーダーシップスタイルも専制型ではなく、民主・協調型に分類される方、愛読書は「ピープルウェア」「帝王学貞観政要の読み方」など、語弊を恐れずにざっくりくくれば「モチベーション・マネジメント信奉者」なので、「課題・困難を乗り越えるリーダー=道無き道を一人で切り込んでいって引っ張っていくタイプ」という固定観念を持っている企業が多いので、みんなを支えながら困難に立ち向かおうというスタイルはなかなか評価されにくいのが現実です。


また、困難って乗り越えた後は良い思い出に変わってしまうので、それほど大変だったように伝わらなかった、ってのもあるかもです。

苦しんだこと

やはり、今回は入社半年で経営悪化による会社都合退職という事故とはいえ、年齢と転職回数の多さはまず引っかかります。


そして、ジェネラリストな経歴なので、「インフラ保守歴n年、X社の製品Y使用歴n年」みたいな指標で人を見ている会社には圧倒的に弱い。


案件こなしていく中でちょっとかじった程度のスキルだと、その道一本でやってきた技術者の方には到底叶わないわけで。


私自身も特定技術のスペシャリストを志向していたわけではないのですが、今回はとにかく早く次を見つけたいという思いから、「そんな枠でも入り込めれば、あとはなんとかキャッチアップして」という感じで動き、そして撃沈しては凹む、ということの繰り返しでした。


前回の転職エントリでは、「筆記試験、SPI」も苦しんだネタに上げましたが、まあ今回も散々なものでした。ただし、それを理由に落とされるというケースはなかったです。受けてみて「絶対基準点に満たねえよこの回答レベルじゃな」って思うケースでも。。。


過去の転職では、「在職中に次の会社を決めきってから退職手続き」という、無難な手順を踏んできていたのですが、今回は会社都合で在籍期限が決められている「失業リスクあり」からのスタートということで、最初から精神的に非常に苦しかったです。


そして、実際に失業期間が発生してしまいました。
会社都合ですから、給付は即日で受けられる*1わけですが、前職給与満額支給されるわけでもないし、そんなの利用しないで済むのがいいわけで。


仕事をしていない、朝イチ会社に行かない、というのは、思った以上にきつい日々でした。
世間体とか子供への影響とか考えて、通勤同様に家を出るものの、ファストフードや喫茶店をハシゴしながら求人探し、アポ入れ、企業研究などを繰り返す。
それでも時間が余るので少しは好きなことに使おうかと思っても、罪悪感が湧き上がって耐えられない。


結構エグい精神修行です。ある意味かなり鍛えられました。


終わってしまえば、「これもまた1つの経験値」として消化できますが、やっぱり辛い経験です。
会社側の立場と、受給する立場と、両方を理解し、そうならざるをえない人に配慮できる人でありたい、と思います。

よかったこと

今回はやむを得ずの転職活動で、あまり「よかった」と思えるシーンはなかったです。。。

ただ、こういう活動でエージェントから紹介されて初めてその存在を知る「いい会社」ってのはありますね。ご縁がなかったとしても、陰ながら応援したいなと思う会社に出会えるのは嬉しい事です。


日本、まだまだいい会社いっぱいあるぞ!っていう。

納得の行く転職活動だったのか

サマリで、「現在の納得度は、60〜75%」と書きました。


ジェネラリスト路線で、全体像が見えて幅広く柔軟に対応するところで強みを発揮するタイプなので、まだ中小規模の社内SEへの未練は残っています。敗北感が大きいことは否定できません。


が、その路線で6月中旬〜9月中旬と活動した結果、いいご縁にありつけなかったわけで、今のスキルと経歴のまま、これ以上同じ路線での求職活動を続けたところで好転はしないだろう、という現実的な判断に至るわけです。


ならば、今の自分に光を当ててくれる環境で、花を咲かせようと。


ここからは、この決断が「良かった」と思えるように、自分の動き、考え方をシフトさせていくことです。


事実は唯そこに在り、事実そのものに意味はなし。
その事実に意味解釈を付けるのは自分次第。どうにでもなる。


今までだって、当時不満たらたらでやってたシンドイ仕事も、今となっては良い経験に置き換わってる。同じ事実だって捉え方1つでどうにでも転換できる。
この転職の納得度を100%に近づけられるように、徹底してやる。


正直なところ、「嫁専業、俺失業」という条件も、これ以上は引きずれないという要因であったことは間違いないです。ですが、これが嫁フルタイムで生活に困らない稼ぎがあったりしたら、逆に現実を直視せずにズルズルと引きずることもできてしまうわけで、ちゃんと現実を見れる環境としてよかったのではないかと思っています。

で、何をやるのか。

これからの具体的な仕事としては、受託(契約は請負になるか委託になるか案件次第ですが)これまでの経歴の中では、最も技術の深い方に触れていきます。


自分のキャリアの中では、要素技術としての根幹を成しているデータベース、そして製品としても最も深く関わったOracleについて、最新のもので、より大規模なもので、より深いトコロに関わって、スキル磨き直します。


事業会社のSEのという選択肢を諦めたのはそれとして、なぜこのクラウド全盛、OSS全盛のこの時代に、あえてオンプレか。
Oracleクラウドやってなくはないし、AWSでもOracle扱えるけど、案件として少なそう)


はっきり言うと、自分のスキルを真正面から向かい合った結果、「いきなりそっち(最前線・最先端)に行くのは無理」と判断したからです。


ココしばらくは中小企業向けローコスト製品・サービスばかり目を向けていて、サーバーいじるよりもコード書くよりも、企画推進とヘルプデスクに時間を費やしていました。小さな事業会社の社内SEに求められるのは、高い技術力ではなくて、技術レベルは低くても今必要なことをすぐに提供すること、といケースが多いですから、正直なところ、テクニカルスキルは錆び付いています。


それは今回の転職活動でも大いに感じたところですから、もう一度原点に立ち戻る意味でも、自身の経歴と親和性の高いOracleに集中できる環境をつかむことできたことはラッキーだったと思います。


いきなり現場の最前線に入るにはブランク大きいこともあって、最新のOracleLinux周りで「手を動かしながら」のキャッチアップに、しっかり時間をもらえているのも、非常にありがたいことです。


そこを足がかりに、Oracle以外のデータベース、それらを支えるOSや、AWSOracle自身が提供するクラウド技術などに広げていく予定です。


業務としてほぼデータベース周りになるので、フロント寄りのところは、余裕を見ながら独学で進めてみようと思います。やっぱりなんか自力でサービス作ったりしたい。何か作る目的があって手を動かさないと身につかないから。


年齢的にも転職回数的にも、もう一度転職などとは考えていませんが、なんだかんだ自分の強みは一点突破的なスキルの「深さ」ではなく、普通にエンジニアしてたら経験しないような商品企画やら経営企画やら総務やらといったことを経験している「幅」だと思っているので、「データベース☓何か」でエッジの効いたエンジニアとして、会社にお客に世の中に爪痕残せるようになるのが当面の目標です。

その他

「転職を考えている人へ」「転職エージェントの使い勝手(今回分)」については、話が長くなるので、こちらでは割愛して、書くとしたら別エントリで。


今後も、無駄に豊富な転職歴をベースに何かしらお役に立てればと思い、転職ネタ、キャリアネタなど懲りずに投下できればと思います。




以上、近況報告でした。

*1:*手続きおよび空白期間は別エントリで書くかも