NETGEAR GS108PE v3使ってみた
PoEスイッチの増設が必要な用事ができて、同種の製品では最安値帯で展開していたので購入してみました。
NETGEAR 【ライフタイム保証(無償永久保証)】ギガ8ポート アンマネージプラススイッチ(PoE 4ポート)/管理機能付 GS108PE-300AJS
- 出版社/メーカー: ネットギア
- 発売日: 2014/10/15
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る
いきなり落とし穴があるので、その記録です。
スイッチだけど、IPアドレスを割り振られる。
デフォルトは、マニュアルに書いてあるとおり「192.168.0.239」です。
買ったら、最初は既存のネットワークに繋がずに、スイッチとPCの1対1でつないで、ブラウザからWeb管理画面にアクセスしましょう。
なぜって、「DHCP ModeがデフォルトでEnable」になっているので、既存ネットワークにつないだ途端、DHCP使っている環境であれば「192.168.0.239」ではないIPアドレスが付いてしまって、管理画面にアクセスできなくなります。
これが最初の落とし穴。
サーバーとネットワーク機器には固定IPアドレスを振っている環境が多いでしょうから、割り振るべきIPを決め、DHCPサーバー側にも適切な設定をしておきましょう。
出荷時のファームウェアだとスピードがでない
フレッツ光ネクストハイスピード(200Mbps)に対して、このスイッチを間に挟まないと、下り160〜180Mbps出ていた環境が、このスイッチを間に挟んだだけで、20Mbps前後まで下がります。
これ、Amazonのレビューでも言及されている方がいましたのですぐに回避出来ましたが、ファームウェアのバージョンアップで解決できます。
今回の機材の出荷時点のファームウェアが2.00.03でしたが、これを2.00.05に上げることで、解決しました。
なお、日本語サイトでは説明および該当ファームウェアの開示はありませんので、本家アメリカサイトから入手する必要があります。
http://downloadcenter.netgear.com/en/product/GS108PEv3#searchResults
ここから最新ファームウェアをダウンロードし、zipファイルを解凍してbinファイルを取り出した状態から、GS108PEv3の管理画面でファームウェアアップデートをします。
System>Firmware Upgradeと遷移したあと、画面右上の「Enter Loader Mode」を選ぶと、アップロード画面に遷移しますので、「browse」からさきほどのbinファイルを選択し、「Apply」してください。
(時々失敗しますが、それでスイッチ自体がうごかなくなることはないので、何度かトライ)
再起動後、再び速度測定を行ったら、スイッチを間に挟む前と同程度のスピードが出るようになりました。
ワリと怖い事例ですが、先駆者のお陰で、問題なく使えるプロダクトになっています。
できれば、日本サイトでもちゃんと対応して欲しいですね。
今回、NETGEAR製品は初めて使うのですが、値段も安くて永久保証(Webサイトからメールアドレス等の情報にシリアル番号を紐付けて登録管理)も付いてるというのはポイント高いです。
NETGEAR 【ライフタイム保証(無償永久保証)】ギガ8ポート アンマネージプラススイッチ(PoE 4ポート)/管理機能付 GS108PE-300AJS
- 出版社/メーカー: ネットギア
- 発売日: 2014/10/15
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る