なからなLife

geekに憧れと敬意を抱きながら、SE、ITコンサル、商品企画、事業企画、管理会計、総務・情シス、再び受託でDB屋さんと流浪する人のブログです。

新年あけまして2019

例年通り

休み=家族にふりまわされサービスやら帰省やらで、振り返りも展望も整理できない日々です。


2017年末の家庭内インフルエンザ・ラッシュは2018年末にはなく、クリスマスの週末に一人微熱を出し、年末最後の仕事に影響出さないように連休中は一人布団でおとなしくしてたら「その程度の熱でゴロゴロしてんじゃねえよ」と煽られる程度で済みました。


昨年は

2017年末で一旦終わった常駐案件、契約の谷間を少し経た後に次案件にもアサインされ、同じ客先、同じアーキで3年目。流石に飽きてたので、先方の予算が少ないことにかこつけて、こちらも関与率下げさせてもらい、自社で抱える他の案件にも関われるように根回しするところからスタートでした。


で、なんだかよくわからない、アメリカから持ってきたばかりの新製品(オープンにしにくい情報多い)の検証したり、本業のRDB屋とは少し距離のあるRedis、Kafka、Sparkをいじる機会があったり、未だ仕事では全然使わないDocker/Kubernetesに挑戦してみたり。


また、半分客先、半分社内、という感じになって、自社の人との交流が増えました。
AWSMySQL絡みでは、直接アサインされていない案件担当からの相談受けたり、会話が聞こえてくるところにあえて首を突っ込んでみたり。



とはいえやっぱりメインが過去2年と同じアーキテクチャでの案件だったこともあって、新しい学びの量が少なく、アウトプット≒ブログエントリの量も減ってしまった感があります。


そんななかで、2018年の投稿で一番ブクマ数が多かったのが、
MySQL Casual Advent Calendar 2018 - Qiita
用に、半ば無理矢理エントリ入れたくて書いたMySQLをAWS RDSで使うときに注意すること - なからなLifeっていう、過去3年やり続けた仕事のおさらいみたいな記事だったので、頑張って同じ案件続けてきてよかったな、と思う部分もあります。



「深さと幅」を意識してコントロールしていかないと成長が止まるな、という危機感を常に持って過ごした一年だったと思います。



そういえば、会社支給のPCが新しくなって、格段に環境がよくなったので、仕事に必要な検証は捗るし、各種セミナー/カンファレンスに持ち込むにも、週末にカフェに持ち込むにも、重い思いも恥ずかしい思いもする必要がなくなって、そっち方面でも充実してました。


元請けSIerが軒並み低スペPCで生産性ダダ下がりになりつつ、大手あるあるの内勤管理部門からの押し付け働き方改革という名の残業規制に対応するやりくりに無駄に時間を取られているのを尻目に、快適な環境でサクサクと仕事を片付け、さらに期待値以上のアウトプットを出してサクっと帰る生活は気持ちいいものです。(ゴミPC貸与でなく持ち込みOKな案件で救われた、ってのもある。)


「エンジニアにハイスペPC支給は基本的人権」なんて話がありましたが、マジでガチです。価格差10万20万なんて、すぐに元が取れますよね。


今年は

1年あると状況はコロコロ変わるので、あんまりガチガチな目標はたてずに柔軟にやりくりしようと思ってますが、直近やっておきたいことはありますね。


まずは、資格試験関連のところ、必須じゃないんだけど、自身の知識の整理のために。


AWS SSAの更新期限が迫っているので、更新するなり、捨てるなり、決着つけなくては。


本業がDB屋なので、別にソリューションアーキテクトのような幅広い知識は、業務上の必要条件ではないんです。が、仕事でDB以外のAWS諸々を触ることが多かったので、誰に矯正されるわけでもなく取った、という流れなので。


アソシエイトの上、プロフェッショナルを取ることも一時期検討しましたが、幅と深さからして、DB屋の本業からかなり離れるな、と思い、よほど余力がない限り目指さない判断をしています。
同じAWSの資格なら、BigDataを取る方が、よほど仕事に密接なんで。hadoop系苦手だけど。


ただし、新しいサービスで個人的に興味があるものが結構あるので、試験対策抜きにしても、そこはいじっておきたい。



次に、OCP MySQL 5.7を受けてみる。
ここの資格は、正直「どうせもいい」って思っていたのですが、先日受験対策セミナーが開催されたので興味本位で受講したら、まあまあ面白い内容&ちょっと弱点補強すれば受かりそうな感じでした。


全然使わない機能、覚えておく必要がない(その場でサッと調べれば済む)レベルのオプションとかの問題の対策に、モチベーションを維持できるか、ってところの戦い。



MySQLについては、資格試験とか実案件の継続とか抜きにしても、引き続き関わっていきたいと思ってます。
とりあえず、今年こそ、ソースコードリーディングがまともにできるようになりたい。「ナニコレ、どう動いているの」っていう疑問を、いつまでもAPI(yokuさん)頼みじゃなく自分でソース読んで理解し、発信できるようになりたい。


Oracleは、自社の主力どころ(アセスメント/設計・構築/チューニング)ということもあり、ちょいちょい自分の所にも話が来るのですが、実力不足を感じるシーンが多いので、もうちょっと強化しておきたい。

ただ、社内にOracle分かる人がゴロゴロいるので、教わる相手が多い一方で同じ土俵で勝負しても勝てない/あまりバリューを出せない、お客さんにもOracleなら詳しい人がゴロゴロいる、という面もあり、悩ましいところ。

Oracle Masterは9i時代に受けてそのまま*1なので、一旦新しいので知識の棚卸しをしつつというのもアリなんだけど、でも現場で必要なレベルはもっと上の世界なんだよなあ、みたいな。


Docker/Kubernetesは昨年ちょっといじって、途中で止まってしまっているので再開したいですね。
これこそDBからはかなり遠い世界ですが。

DB屋からすると、DBの必要条件である永続性と相反するところの利便性を追求する世界だし、余計な要素が加わってめんどくさくなるだけなんですよね。



開発言語系は、、、書く方はDB屋の本業じゃないんで、最低限かな。。。DB屋で必要になるのは、SQL/ストアド・プロシージャ以外だと、各種情報を取得したりメンテを自動化するbashスクリプトが9割。
MySQLコードリーディングにからめてC/C++の読解は進めるにして、その他の言語だと、今年でキレるPython2系対策でPython3をやるか、Goをやるか、くらいだけど、それも、「マスターする」ってレベルではなく、プログラムの意図を読める/非効率ながらもなんとなく意図した挙動をするプログラムが書ける、ってレベルが第一目標。



あとは、一旦仕事が立て込む1~3月以降をメドに、執筆をやりたいかな。商業流通に乗る機会がなかったら、ブログで放流するか、KDPにチャレンジしてみるか。技術書典は、、、人混みとかサークル活動が苦手なんで腰が引ける。。。

そんな感じで

年初のエントリは昨年同様に、まとまりのないダラっとした感じでスタートです。

*1:旧制のPerformanceTuningまで受けた後、Backup & Recoveryの受験対策中に転職があり、そのまま資格試験とは縁遠くなってしまった。未だにRMANが苦手。