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なからなLife

geekに憧れと敬意を抱きながら、SE、ITコンサル、商品企画、事業企画、管理会計、総務・情シス、再び受託でDB屋さんと流浪する人のブログです。

「AWS 認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト」合格した

雑記 AWS

どんな試験

すでにたくさんの方が受験し、レポっているので、今更感たっぷりですが。

AWS 認定ソリューションアーキテクト ? アソシエイト試験は、AWS プラットフォームでの分散アプリケーションとシステムの設計経験がある個人を対象としています。この試験では以下について理解していることが求められます。

AWS におけるスケーラビリティ、高可用性および高耐障害性の設計とデプロイ
既存のオンプレミスアプリケーションの AWS への引き上げおよびシフト
AWS とのデータの送受信
データ、コンピューティング、データベースまたはセキュリティ要件に基づく適切な AWS の各種サービスの選択
AWS アーキテクチャのベストプラクティスの適切な使用の識別
AWS のコストの予測とコストコトロールメカニズムの識別
https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-associate/

ってことで、AWSで設計・構築するために必要な知識の詰め合わせ、といった感じです。

アソシエイトと、その上位のプロフェッショナルの2段階に分かれていて、今回は「アソシエイト」の方を受験しました。




得点について

出題される区分と配分は最初から公開されていて、受験後には、そのカテゴリごとの正答率がレポートされます。

私の正答率は以下の通り、いい感じに90%取れました。

カテゴリ 出題配分 正答率
総合スコア - 90%
1.0 高可用性、コスト効率、耐障害性、スケーラブルなシステムの設計 60% 87%
2.0 実装/デプロイ 10% 100%
3.0 セキュリティ 20% 90%
4.0 トラブルシューティング 10% 100%

合格ラインは公式には非公表ですが、口コミベースで知る限り6割後半から7割正答で合格しているようですね。


スタートライン・AWSとの関係など

初めてAWS案件に関わってから、まる1年経過したころ、同僚が受験を考えているという話を聞いて、そこで初めてこの認定試験の存在を知ったレベルです。

で、その同僚が合格したという報告をしたところから本気で取り組み、とりあえず模擬試験を受けて7割取れて、そこから1ヶ月後の本試験を設定してガチモードに移行、という感じで進めました。


もともと「データベースエンジニア」ってことで今の仕事をやっているため、インフラ全般に強いというわけではないし、特にネットワーク弱いのは自覚あり、VPC周りの勉強にかなり時間をかけました。
実際、出題率高めですし。



業務で触っているAWSサービスは
EC2(AutoScaling、ELB、EBS含む)、S3、RDS、Route53、CloudWatch、CloudTrail。
IAM、VPCVPN、Direct Connect含む)は、当然使っているものの、一度設定してしまうとそんなに触る機会がないので、やっぱり弱め。


逆に、試験に出るけど触ってないサービスは、
ElasticBeansTalk、ElastiCache、DynamoDB、EMR、CloudFront、CloudFromation、SQS、SES、SNS、Glaicer、StorageGatewayあたり。
この、「試験に出るけど触ってない」の中で、割りと出題されて参ったなと思うものは、前者3つ。
一応勉強する中で軽くは触れたけど、マジのガチで一度も触ってなかったり。

普段触っているサービスでも、暗号化絡みなど、使ってない機能のフォローが弱かったなと思いつつ、冷静に知ってる範囲の知識を振り絞って消去法で選んでいったら当たっていた((であろう。というのは、個別の問題の正解不正解は開示されないため。)といった具合です。


受験対策
  • BlackBelt等、公開されている資料をひたすら読む。
  • 公開されている問題サンプル(8問)
  • 受験レポブログ/同僚から収集した「この辺出るよ」ネタ
  • 模擬試験(20問)
  • 唯一出版されている対策本

こんな感じです。



業務でEC2(+AutoScaling+ELB)+EBS+S3+RDSなWebシステムの土台を作って面倒みていると、試験範囲の大半のことはキャッチアップできますね。
ただし、それだけだと、おそらく合格ラインに届きません。業務だけだと、どうしても使わない機能、使わないサービスが存在してしまうから。


EC2、EBS、S3といった基本中の基本となるサービスは、基本的な使い方だけだと触れないような、割りとdeepな仕様のところまで問われます。S3であれば、複数あるアクセスコントロールの使い分けとか、EBSであればIOPSを伸ばすためのテクニック、暗号化にまつわるあれこれなど、案件のシステム要件によってはほとんど考えなくていい部分を突いてきます。そして、耐障害性、冗長構成に関する問題も。
この基本領域は知識の「深さ」もそれなりに必要になってきます。公式ドキュメントにはサラっと書いてあるものの、公開されている書籍、スライドなどでも、そこまで触れてないものが多かった印象です。


人それぞれだと思いますが、そういう観点で強化するポイントを絞ると、効率的に学習できるかと思います。


問題サンプルと模擬試験は見ておいたほうが良いですね。問題数少ないですが、出題傾向、レベル感は大きく外れてません。公開問題の方は、領域がかぶっている部分もあるのでソリューションアーキテクト以外の問題も見ておくとよいです。
すくなくとも公開されている問題については、わからないところが無いようにして望むべきでしょう。



多分みんな気になる「唯一出版されている対策本」ですが、これも「問題サンプル」「模擬試験」と同様に、問題数少ないながらも練習問題として見ておくとよいです。特に、正解/不正解の解説付きの問題集はこれぐらいしかないですし。
本の文量自体は非常に少なく、ところどころにある試験対策要点も、ホントにポイントについているところもあれば、ものずごくざっくりと「~について理解しておこう」なところもあります。


合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト

合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト



他サイトの受験レポを見ると「CDP(本、サイト)を使った」というのがちらほら出ていますが、私のケースではそれほど参考にしませんでした。問題の中でパターンの名称出て来るわけではないですし。


冗長構成とかについて勉強していると、とある課題を解決できる構成は考えれば同じ答えに行き着いて、それを「XXパターン」と呼んでいるにすぎない(語弊あるかも)です。パターンってそもそも業務の上で、先にパターンを知っていると、いちいち考えなくとも「あのやりかたで行けるよね」って時間短縮になるもの、という感覚です。




次をどうする?

正解率90%取ったとはいえ、よくわからないなか消去法で選ぶという「受験テクニック」でこなした感は否めないので、まずはそこを復讐して、業務でも使えるように知識を整理しておきたいですね。


なお、横展開(オペレーション/デベロッパー)や、上(プロフェッショナル)を受けるかどうかは、まだ決めてません。


なお、ソースはありませんが、近々試験内容が大幅アップデート(難問化)するという噂がありますので、受験を検討している人はがんばってください。