ハンバーガーの教訓-消費者の欲求を考える意味
ポイント3点
- 「売上=客単価×客数」だが、客単価を上げることに走りがち。でも、それは違うと説いている。
- 客数重視ゆえに、「1秒の大切さと怖さ、1円の大切さと怖さ」を説く。
- 「ミスをしていない人間は、仕事をしていない人間」と説き、やる気が重要と説く。
この経営思想、共感できる。
が、オチはここから。
この著者が社長になってから導入した数々の施策の成功を高々と謳っているのだが、
現実世界のほうで、その歪み、負の側面が現れ始めてしまった。
そして、「名ばかり管理職店長の残業代問題」へ。
この事件、裁判のことを知ってから読んだので、「なからイタい」本になってしまっているのが残念。
はてな内での紹介/他のエントリでの紹介はこちらで。
ハンバーガーの教訓―消費者の欲求を考える意味 (角川oneテーマ21)
- 作者: 原田泳幸
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2008/01
- メディア: 新書
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