CentOS6 on VirtualBoxでNIC追加・変更する手順
最初に億劫がってブリッジ設定のNICを1つで構築すると、あとが面倒。
Python3.6 & Jupyter Notebook環境をCentOS 6.9 on Virtualboxの上に作ってみた。 - なからなLife
で、
eth0:NAT
eth1:ホストオンリーネットワーク
の2枚構成にしておくとラク、と自分で言っておきながら、すでに「NIC1つ:ブリッジアダプター」でつくってしまった環境をCLIオンリーで直すの、毎回調べながらやっているので、主に自分の備忘用に残しておきます。
普段からオンプレNIC増設構築慣れしている人には何の苦労もない話かもしれませんが、たまにしかやらない人には、ドコをいじればいいのか覚えられないもので。
動いていれば、そうそう触るところじゃないしね。
なお、CentOSにGUIもインストールしてある場合、VirtualBoxマネージャー側でネットワークのアダプタ設定変更したら、あとはGUIであっさり設定できるかと思います。
たまにしか変更することがなく、そのわりにシステム全体に影響ありそうな設定・管理については、GUIマンセーな人です。
変更前
変更
対比上、VirtualBox、CentOSの順に書いていますが、VirtualBoxのデフォルトコンソールはコピペが効かないので、「旧設定(ブリッジアダプター)で起動、Teraterm等で接続、ifcfg-eth1を作成・保存(コピペ)、ネットワーク再起動、シャットダウン、VirtualBox設定変更」が楽だと思います。
VirtualBox
仮想マシン選択->「設定」->「ネットワーク」
- アダプタ1:
- ネットワークアダプターを有効化:ON
- 割り当て:ブリッジアダプター -> NAT に変更
- アダプタ2:
- ネットワークアダプターを有効化:ON
- 割り当て:ホストオンリーネットワーク
CentOS
- ifcfg-eth1をviで新規作成。
vi /etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth1
- 以下を記述して保存。
DEVICE=eth1 TYPE=Ethernet ONBOOT=yes NM_CONTROLLED=yes BOOTPROTO=dhcp DEFROUTE=yes PEERDNS=yes PEERROUTES=yes IPV4_FAILURE_FATAL=yes IPV6INIT=no NAME="System eth1"
- ネットワークサービスの再起動。
service network restart
なお、IP固定など、細かな設定の方法は、別途ifcfg-ethファイルの編集方法を調べてみてください。
余談
やっぱり、構築の最初の段階で、GUIインストーラ内で設定を済ませてしまうのがラクなんですよね。
なお、CentOS7になると、また話は変わる模様。
そろそろちゃんとやらなきゃなあ。
標準テキスト CentOS 7 構築・運用・管理パーフェクトガイド
- 作者: 有限会社ナレッジデザイン大竹龍史,市来秀男,山本道子,山崎佳子
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2017/03/22
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る