なからなLife

geekに憧れと敬意を抱きながら、SE、ITコンサル、商品企画、事業企画、管理会計、総務・情シス、再び受託でDB屋さんと流浪する人のブログです。

新年あけまして2026

2025年の雑感

本業からの技術的な刺激が少なくなっている中で、何とか記事をひねりだして書いたのが、IT資格試験関係の挑戦のネタでした。

50歳を目前にして資格試験の勉強をあれだけやったとか、自分なりに、よく頑張ったとは思いますね。




昨年の目標の振り返り

概況

DBに限らずクラウド・マネージドとAIによって仕事の量と質が変わってきているなというのを実感した1年でした。


データ活用基盤にしてもAIにしても、事業会社で内製部隊を強化している会社の方が、従来型の受託ビジネスモデルに縛られている会社よりも活用が進んでいる感じがしますね。
大手SI各社も、各工程にAIを活用する(キリッ!)なんて発表してますけど、どうなるやら。
もちろん個人レベルでは、漏洩に気を付けなからAIを業務の一部に取り込んで、それなりに生産性や質の向上という効果を実感してはいますけど、大きな組織が、組織全体として効果をあげられるか、また、パートナーという名の下請けな「他社」に色々任せていたところにツールとしてのAIを導入して、どう定着させられるのか、そのへんの結果が出るのが2026年以降といった感じになるのでしょうか。


個人の活動としては、今年の前半は執筆に集中、それが落ち着いてからは比較的余裕があったので、冒頭に書いた通り資格試験に手を出してみた、といったところです。


まずは、OSS DB Silver/Gold。要はPostgreSQLの試験です。昨年の年初に書いた目標を達成しました。
詳細はブログ記事にも書いた通り、Goldまで取り組んで良かったと思います。
atsuizo.hatenadiary.jp


今もPostgreSQL絡みでの案件を受け持っていますが、これ、Gold対策の時に色々勉強したなー、って話が結構あります。
細部まで丸ごと覚えているわけじゃないけど、頭の中に一度インデックス的なものができているので、そこからたどり着ける、という感じです。


次に、SnowflakeのSnowPro CoreとAdvanced Architect試験。
これもブログ記事に書いた通り、同僚・部下に「取ってこい」ってハッパかける側が中身を知らないのはダサイよな、って思いからの受験。
atsuizo.hatenadiary.jp


使う上ではそんなに細かい内部仕様を知らなくてもよくて、だからこそユーザーがガシガシ使っていて、だから外部にお仕事が回ってこなかったり、とは思ったり。
でも、新しい製品のアーキテクチャについて学ぶのは面白い、と思ってしまうのが技術屋の性というか。


最後に、AWS Solution Architect Professional。もう2度目の更新、3回目の受験。こちらも年初目標を達成しました。
atsuizo.hatenadiary.jp

毎回1発合格しているけど、サービスは増減するし、本業はDBなので「それ以外」の話の方が多いし、年々ツラくなってます。
意地で更新してますが、労力とメリットのバランスが見合わなくなりつつありますね。
この試験の範囲外のサービスで、もっと時間をかけて取り組みたいなと思うサービスなんかもあったりしますし。


昨年後半からは、次の執筆に向けての企画調整しながら本業に集中。
執筆は調整屋の域にとどまり、「このテーマで書きたい」と手を挙げた同僚氏を中心に回すことに。
執筆は個人副業扱いなんだけど、結局同じ会社の有志メンバーの共著という形でやっていて、会社の思惑みたいなのが色濃く出てきてしまって、業務との分界点が曖昧に。


一回休みしながら、次の企画に向けてのネタと熱意を温める期間になりそう。



本業の方は、年末の最後の最後に大きめのトラブルに巻き込まれたお客さんのフォローに入って、色々と知見を得られました。
やっぱり「現場、トラブルは成長の種」だな。
この件は、同僚氏の執筆のネタとして昇華される予定です。


今年の話

技術系

DB屋としては、あんまり新しい話はなさそう。
NewSQLも、相当大きなDBじゃないとその真価を発揮できず、メインでお手伝いしている大企業の社内用システム程度の規模だと、オーバースペックというか、NewSQLゆえのトレードオフなところをモロに影響受けそうな感じがしていて、出番がなさそうな気がしています。
ただし、AWSPostgreSQLベースでAuroraよりも柔軟かつ高速なマネージドサービスを出して来たら、状況は少し変わるかも。そんな噂は聞いてないですが。*1


この領域について、Crunchy Dataを取り込んだSnowflake PostgreSQLと、Neonを取り込んだDatabricks Lakebaseが、エンドユーザーからどういう評価を受け、使用されていくのか、を注視する必要がありますね。


DB以外だと、やっぱりAIのキャッチアップをそろそろ本腰入れないとマズイ。
少し落ち着いたところで一気に、とか思っていたけど、落ち着く気配がない。
今のところ、「Agent?MCP?ほーん、で?」って感じになってしまっている。
用語として理解はしていて、盛り上がっていることも分かっているけど、自分事に結びつかない。


なお、本業では必要に追われてプログラムを書く機会が全然ないので、「作りたいものを決める」ところからのスタートなんだよね。
自分にとって、身近な人にとって、世の中にとって、何があったら便利なんだろう?みたいな。


Snowflakeのお勉強は一段落したので、対抗馬?のDatabricksもお勉強しておこうかなと思うものの、結局Apache Sparkやんけ、という印象から脱せず、イマイチ自分の中に火がつかない。
Unity Catalogはよく統合されてるなとは思うけど。
数年前に本業でAWS Glueに手を出すことがあってSparkのお勉強はしていたこともあり、イマイチそれ以上盛り上がらず。
ちょっといじってはみたけど、なんか感動がないんですよね。

極論、Glueでメダリオンアーキテクチャにしたっていいんですよね、みたいな。


dbtも、お仕事としての打診は全然来ないうちに事業会社の中で使われていてデファクト取ったなー、とは思うけど、「それってただのCTAS(CREATE TABLE AS SELECT)やんけ」という印象のまま。
リネージュのダイアグラム生成機能は、ぱっと見すごいとは思うけど、テーブルレベルのリネージュはDFDでも書いとけばいいし、先にそのへんの設計してから作り始めないか?とか思ってしまう冷め具合。


なんか情報感度が落ちている気がするので、「驚き力」を高めないと、いつの間にか乗り遅れていそうな気がするので、これを課題・目標にあげましょう。


技術以外の話

管理職としての仕事は、今とそんなに変わらない気がする。もうちょっと目に見える業績貢献をしなきゃいけないんだろうな、とは思うけど。

あまり細かいことをあれこれと指示指導したり、「人を育てるぞ!」なんて意気込むのではなく「みんなが、気持ちよく働いて、結果的に成長できる環境を提供する」ということだけ。
右も左も分からない新卒ならともかく、中途採用のみの会社なので、それぞれが自分でキャリアプラン考えた結果として転職という決断をしてその会社にいる「大人」なんだから、1 on 1とかで細やかにケアする必要あるんか?みたいな。
チームビルディング=酒席!職場外活動!みたいな仲良しクラブ的人間関係の環境にしたいわけでもないし。



年頭所感以外の記事をブログにアップするぞ、っていう、志の低い目標は、なんとか達成しました。
これも引き続き同じ目標の維持で。
資格試験ネタがなくなりそうな今年こそ真価が問われる。。。

そんな感じで

「ゆるやかに=厳しさがない、のではなくて、変化の予兆に敏感になって、柔軟に・しなやかに対応する」をモットーにやっていきたいと思います。

*1:DSQLってヤツがいるけど、ちょっと思っているものと違う。うまく言語化できないけど。