備忘録的に
SnowPro Core COF-C02
SnowPro Advanced Architect ARA-C01
に合格したので、一応メモ。
もう受験対策情報もだいぶ出回っているので、新しい情報はないです。
バックボーン
他の記事にもある通り、DB屋です。DB専業になってからはもう7年。
Oracle -> MySQL -> PostgreSQLとやったあと、RedshiftやBigQuery案件も時々関わって、今、お勉強程度のSnowflake触ってる程度。
最近はやっぱりPostgreSQLが多い。
昔のOracle Master取った後、最近になってOSS-DB Silver/Gold取ったのは、先日の記事の通り。
なぜ受けた?
自分はまだSnowflakeの案件に入ってないんだけど、いくつも引き合いがあって、同僚はすでに参画していたりもする&「資格取ってこい」ってハッパをかける側だったりするので、自分もこの2つのレベルくらいは理解しておこうかな、というのが発端。
で、日本語で受験できる範囲&そこそこ教材が揃っている範囲で。
試験対策勉強期間
SnowPro Core、Advanced Architect、それぞれ1か月。
土日、平日日中のスキマ時間。
Core取った後、2か月ほど別のことに注力していてブランクあけたあと、やっぱりAdvanced Architectも取っておくか、って思い直してから再勉強。
使ったモノ
Udemy教材、公式ドキュメント、実環境。これに尽きますね。
Udemy教材は英語のもので、以前は手元に翻訳したオリジナルの問題集を作って対策していたのですが、ChromeのGoogle翻訳組み込みでページ丸ごと日本語変換できることに気づいてからは、多少おかしな翻訳は原文にあたりながらもUdemy上でガシガシ進めました。
COF-C02
[COF-C02] Snowflake SnowPro Core Certification Practice Sets | Udemy
ARA-C01
Snowflake Snowpro Advanced: Architect Exam Questions | Udemy
これらを解いて、不明点を公式ドキュメントで調べ、さらに理解が深まらなかったところは環境いじって確かめて、というサイクル。
これを3週~4週くらい回して9割以上、「理由を含めて答えられる」レベルで理解したところで、公式の模擬試験も受けて取りこぼしがないことを確認してから本受験、という流れです。
Snowflakeは商業流通での書籍が日本では出てないの、フシギですね。
機能追加ペースが速いので、色々大変なのはわかる気がしますが。
終えてみて
本番では、やはり初見な問題も当然出ますが、ちゃんと公式ドキュメントを理解して本質を押さえていればなんとかなるな、と。
ただ、Snowflakeの試験は、問題文や選択肢の文章が不明瞭なもの(文章がシンプル過ぎ、情報量が少なすぎて絞りきれなくね?みたいなやつ)が、他の試験に比べて若干多く感じますね。
結構不安を抱えた状態のまま最終答案提出のボタンを押す感じでした。
結果としてはどちらも850点程度(合格ラインは750/1000)と、そこまでギリギリというわけでもなかったですが。
Advanced Architectになると、共有(Share)・複製(Replication)・複数アカウント・マルチリージョン・マルチクラウド・外部からのデータの取り込み方式あたりの問題が中心になり、ちゃんとアーキテクチャの話題が中心になってました。
ただ、Advanced Architectになってもコマンド/構文についての知識の正確性を問うような「重箱の隅」系の問題が結構あるのはイマイチだな、というのが正直な感想。
もう1点気になるのは、Snowflakeの用語/機能が独特だったりして、他のDBの知識を持っていると、もちろん共通している部分もあるんだけど、逆に混乱する部分もあったりしますね。
Snowflakeのマテリアライズドビューは、結合したものをマテリアライズドできないとか、リフレッシュは完全自動のみとか。
他のDBのマテリアライズドビューに近いのは動的テーブルなんだけど、こっちはELTパイプラインを念頭に置かれた機能です!とか。
まあ、そういうものとして覚えてしまうしかないんですけど。
とりあえずSnowflake関連の試験はここまでの範囲にしておき、他のものは気が向いたら。
色々資格を持っていると、更新だけで手いっぱいになってしまう。
ああ、AWS Solution Architect Professionalの更新どうしよう。。。