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なからなLife

geekに憧れと敬意を抱きながら、SE、ITコンサル、商品企画、事業企画、管理会計、総務・情シス、再び受託でDB屋さんと流浪する人のブログです。

付加価値という言葉の魔力

  • 提供される側のエラい人:値段以上のものをよこせ!
  • 提供する側のエラい人:われわれは付加価値で勝負するんだ!早く帰れるならもっと付加価値高めろ!
  • 提供する側のエラくない人:あとどれだけ働けばいいんだ?


経済的には、商品価格が製造原価を上回る価値をもったときの、その上澄み。利益、ってところか。


心理的には「付加」っつー以上は、何か「基準」があって、
そこに付加された価値によって、ありがたみが増して感じるもの。


SIとかコンサルとかって、

  • 「基準」がそもそも曖昧
  • 「人についた価格」で競ってる

から、アウトプットの絶対量を最大化する方向に暴走する。


どこからが、プラスアルファ=付加された価値なのか、わかんないのよ。
製造原価=人の単価だから、残業代の出ない年俸制なんかだと、
働かせれば働かせるほど、確かにアウトプットの付加価値は上がる。
契約金額が先にあり、慣習的にインセンティブ契約はないから、
アウトプットにどれだけの価値を付加しても、利益は変わらない、
という落とし穴があるけど。


形ある商品だと、商品相場と品質がある程度見えていて、そのなかで
「お値段以上、○トリ」(地域限定?)
みたいなお買い得感が成り立つんだけど、形の無いものは売る側も買う側もその辺は曖昧。


古くから言われている人月の問題はともかく、
「期待値」とか「プロジェクト・スコープ」の
マネジメント/コントロールをしっかりしなさい、ということ。


姑息というかもしれないが、低め(=現実的な≠アマアマな)の目標設定で合意して、
それを上回って妥当なレベルの結果を残したほうが、最終的にはWin-Win-Winなんだね。