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なからなLife

geekに憧れと敬意を抱きながら、SE、ITコンサル、商品企画、事業企画、管理会計、総務・情シス、再び受託でDB屋さんと流浪する人のブログです。

継続課金モデルの収支計算の基本はn(n+1)/2*単価(n=契約期間)

雑記

継続課金ビジネス(ストック型)は、単発取引ビジネス(ショット型)に比べて、雪だるま式に売上が増えていくのでおいしいれすそれにみあった計算で収支を弾く必要があります。


が、基本となる考え方は、身構えるほど難しいわけではないので。


(3月決算の会社の場合)
200円/月のサービスを毎月100件獲得する場合
4月から開始するなら、n=12


n(n+1)/2*契約数*単価
=12(12+1)/2*100*200
=156/2*100*200
=78*100*200
=7,800*200
=1,560,000


獲得月別に分解すると
4月に獲得した100件は12ヶ月間200円なので、のべ1,200契約の200円で240,000
5月に獲得した100件は11ヶ月間200円なので、のべ1,100契約の200円で220,000
6月に獲得した100件は10ヶ月間200円なので、のべ1,000契約の200円で200,000
7月に獲得した100件は9ヶ月間200円なので、のべ900契約の200円で180,000
8月に獲得した100件は8ヶ月間200円なので、のべ800契約の200円で160,000
9月に獲得した100件は7ヶ月間200円なので、のべ700契約の200円で140,000
10月に獲得した100件は6ヶ月間200円なので、のべ600契約の200円で120,000
11月に獲得した100件は5ヶ月間200円なので、のべ500契約の200円で100,000
12月に獲得した100件は4ヶ月間200円なので、のべ400契約の200円で80,000
1月に獲得した100件は3ヶ月間200円なので、のべ300契約の200円で60,000
2月に獲得した100件は2ヶ月間200円なので、のべ200契約の200円で40,000
3月に獲得した100件は1ヶ月間200円なので、のべ100契約の200円で20,000
のべ契約数は7,800契約
のべ契約数7,800×単価200円=1,560,000


ただし、上記には
(1)「売上」なのか「費用」なのか「利益」なのか明示してない
(2)「解約」が考慮されてない。


(1)については、「単価」に売上単価をいれるなり費用単価をいれるなり何を入れるかでよいです。
(2)については、「獲得数」を「純増数」にすれば良いです。
  純増数=獲得−解約なので、単月解約数を実績から算出するなり想定値を作るなりしておけば良いです。


ただし、「利益」として扱う場合は、売上の発生タイミングと費用の発生タイミングは得てして違うものですので、それを考慮した単月利益単価を算出しておかないとおかしくなります。
というより、売上の元になる契約数の基準日と費用の元になる契約数の基準日も違ったりするので、超概算を出すとき以外は、利益単価を当て込むのは避けて、売上、費用の費目ごとに式を立てたほうがよいです。


まあ、そもそも単月の獲得数も、売上、費用単価も、月ごとに変わる(yyyy年mm月から値上げ/値下げ)という可能性があるので、そのへんに対応した計算シート的なものをExcelで作ることになるんですけどね。


というわけで、
継続課金モデルの収支計算の基本はn(n-1)/2*単価
というお話でした。