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なからなLife

geekに憧れと敬意を抱きながら、SE、ITコンサル、商品企画、事業企画、管理会計、総務・情シス、再び受託でDB屋さんと流浪する人のブログです。

道路交通法と労働基準法は似ている?

雑記

法律なんで、守ることが大前提。

それがどんなにクソな法律でも、意義を唱えるなら法に則って動くべきで、クソな法律だから無視していいよってのはただの犯罪者。

 

 

悪法も法なり」なんてのが理不尽という感情を抱くのは理解も共感もできるけど、古代ギリシアソクラテスの時代から言われてる話でして、そういうもんだし、その前提を崩したら世の中のいろんなバランスが崩れていくわけで。

 


不満があるなら選挙に出て立法府の一員となるか、立法府に法案を上げる官僚になるか、そうした直接的に影響力のある人を、ロビイング等を合法的な範囲で動かすのが本筋。

 


で、実際は。

速度制限を厳密に守ってる人、横断歩道の近くに歩行者が立っていたら絶対に停車する、って人はいないよね、たぶん。

 

 

自動車の側は、さすがに他に車がいないからといって赤信号を無視するのは相当少数派だけど、歩行者の側は車が来なければ歩行者用信号無視して信号を渡る人は相当数いる。

 

 

労働時間上限や残業・夜間・休日手当の問題(いわゆるサビ残ブラック企業問題)も、完全に法を守ってるって企業、どれだけあるのかなー。
持ち帰りサビ残とか発生してても、会社側はわからないし。(わからないことにしてるし)働いている側も、家でやらないと終わらないから、と、率先して持ち帰り残業したりして、その行為が会社を違法行為状態に晒すことを放置して好き勝手やってることもある。

 

 

どこがどう似てるのか、整理。

同列にすんな、って声が、法務クラスタ以外からも飛んできそうだけど。

  • 法を破ってもすべてが検挙されるわけでもない
  • 捕まったやつが「なんで俺だけ。他のやつもやってんじゃん。」的な運が悪かったみたいな風潮
  • 大きく事故ったヤツ、程度の酷い違反をしたヤツがしょっぴかれる
  • 法を破ることで得られるメリットらしきものがあり、法を守ることが逆に社会的損失を生んでいたりする(守ったほうが損した気分になる)
  • みんなで渡ればこわくない(感覚的に麻痺する)
  • 弱者(と定義されている対象)を守るための法律なのに、その弱者枠の側にも「そんなのいらねーよ」といって積極的にはみ出す人がいる。
  • そんなもんだよね、って思われてる。

ってあたりが似てる。


まあ、ほどほどにしなさいな、ってことなのかもしれないが、決して違法行為を助長するつもりはございません。

 

いちお、法律なんで、守ることが大前提。

頭ではわかってます。
でも、よくやらかします。
はんせいしてまーす。

 


余談ーホワイトカラーエグゼンプション

労基法に関して言えば、財界待望の「ホワイトカラーエグゼンプション」の法案が「年収1,000万以上」という見事になんの解決にもならないラインで決着を迎えそうです。

 

 

年収1,000万超って、被雇用者側は残業代でウダウダいうレベルじゃないし、雇用者側は残業代相当額をケチらずに捕まえておきたい貴重な人材ですからねー。

 

 

そして多くの企業では、もっと低いところから管理職になってて残業代関係ないし、管理職肩書ナシだとしたら、研究職とか企画職とか、裁量労働制の適用が認められてる職種でやっぱり残業代関係ないっていう。


導入賛成派は引き続き「こんなんじゃまったく意味が無いー」と騒ぎ続けるでしょうし、反対派は引き続き「導入したが最後、これを皮切りにジリジリと基準額を引き下げてくるから、そもそも成立させてはならないー」と騒ぎ続けるでしょうね。

 


400〜600のラインまで下がらないと芳しい導入効果はないだろうし、その辺の層が直撃されたら市場の購買力が一気に下がって景気が冷え込んで、
経団連「なんで売れないの?なんで買わないの?」
ぼく「お前ら経営陣が社員にカネ払わねえから買えねーんだよ」
という「あの10年デフレの再来かっ」という素人予想を垂れ流して、本日はここまでにしたいと思います。