総務や人事も「街へ出ろ。足で稼げ。」
オフィスサービスEXPOに行ってきました。
こんなイベントです。
開催概要 - 第4回 オフィスサービスEXPO - オフィスサービスに特化した商談専門展!
総務・人事ってことで、人事・給与・労務勤怠管理や、経費精算、各種申請ワークフロー、といったシステムのソリューションが多かったですが、IT展ではないので、ハード寄りのものもあります。
社食、オフィスグリコ的なもの、喫煙ルーム、遮音性の高い携帯電話通話用スペース、などなど。
同時開催展で、専門外のことに触れる
まあ、ある程度のブロック分けをしているだけなので、記憶の中ではごっちゃになってて、どれがどのイベントとして参加してたのかわからなくなってるんですけど、とにかく色々なものが見れました。
同時開催展:
- 第9回 オフィスセキュリティEXPO
- 第8回 オフィス防災EXPO
- 第5回 エコ オフィス/エコ 工場 EXPO
- 第2回 HR EXPO〜人事労務・教育・採用 支援展〜
- 第1回 ワークスタイル変革EXPO
それぞれ、オフィスサービスEXPOのページからリンクが貼ってあるので説明省略しますが、入退室管理のような物理的なセキュリティソリューションだったり、防災に関係して安否確認システム、負傷者運搬用具、簡易トイレ、備蓄用保存食品なんかも扱ってます。
エコオフィスってところでは、照明や空調関係もありました。
とにかく総務・人事が関係しそうなものは何でもありのイベントです。
今は総務兼情シスということもあり、総務系業務の効率化に活かせそうなネタ探しが主たる目的だったのですが、主催側は総務・人事・経営者をターゲットにした幅広いテーマで同時開催しているので、IT以外のテーマでも色々なものを見られて面白かったです
そして、そういう専門外の情報というのは、なかなか自分の力で情報を集めるというのが難しい。ネットで調べものしてたら、自分の専門領域で特に興味関心の強いところばかりになってしまう。
だから、こういう時に「浴びる形で」触れておくのは非常に有用だなと。
「知らないと、ということすら、知らない」世界から、「知らないけど、そういう物がある、ということは知っている」という世界に持ってきておくことは、その後に必要になった時に取れる動きが全然違ってきます。
今はまだ人力で対応しきれているけど、会社の規模が大きくなったらまわらないなー、と思っている領域について、どんなソリューションがあるか知っていると、人員計画的にあるラインに近づいたら「そろそろ考えなきゃなー、先に入れておこうか」という先手を打つこともできますしね。
「街へ出ろ。足で稼げ。」
営業職や企画職を中心に伝統的に言われ続けている言葉ですが、総務や技術系にも当てはまるなと、改めて思いました。
例えば、「喫煙スペース」。
個人的には、「人生で1本も吸ったことがない。人に迷惑かけなければ喫煙者を排除する気はないけど、吸って戻ってきた人間の息が臭いと殴りたくなる」という嫌煙者タイプの人間なわけですが、今回、あえて喫煙スペースのソリューション展示ブース*1に立ち寄りました。
喫煙スペースって、いわゆる「煙を吸い込む機械と間仕切り」なわけで、知っている限り、吸引力不足で部屋が白くなってて、さらに酷いと「喫煙者すら行きたくない」といって別のところで吸う人が出てくるといった印象だったのですが、今回見たものは、そのスペースが「まったく密閉されていないのに、すぐそばに立って、まったく臭いがしない」というものでした。これは衝撃的でした。
社内には喫煙者がたくさん居ますが、ご多分に漏れず非常階段で吸ってる感じです。
非常階段での喫煙では天候の影響も受けますし、ご近所にも煙や声でご迷惑をお掛けすることもあります。
オフィススペース場所とお金に余裕があれば、ちゃんと場所を用意してあげたいとおもうのです。
今回この喫煙スペースのソリューションを見て、「これなら導入してもいいな」と嫌煙者の私でも思えたわけです。
こんなこと、オフィスに閉じこもっていたら、まずできない体験です。
総務・人事のような管理系事務職も、オフィスに閉じこもっていないで「街へ出ろ、足で(情報を)稼げ」と、声を大にして言いたいですね。