なからなLife

geekに憧れと敬意を抱きながら、SE、ITコンサル、商品企画、事業企画、管理会計、総務・情シス、再び受託でDB屋さんと流浪する人のブログです。

とりあえず、って言葉を口にしたら、一歩立ち止まろう。

atsuizo とりあえず、っていう言葉を使ったら、思考停止してないか疑ってみよう。 link


「とりあえず」の先に何が見えるだろう。
走りだしたらそのままうまくいった姿だろうか。
実は違う方向に走っていたと気づいて、手戻りで余計な手間を食っている姿だろうか。


走りながら考えるってメソッドがある。
それは、とりあえず、でもなんでもなくて、乏しい情報のなか立ち止まらずにわかる範囲の材料で立てた仮説に基づいて踏み出して、走りながら検証を繰り返すってこと。これ、とても難しい。


ほんとうに、とりあえずで動いたとき、で失敗したケースの場合。

勝手に違う道を走り出して、ちがうよー、って指摘されても、自分のやったことが無価値だってことをなかなか認められないから抵抗したりする。
素直にやり直すとしても、やっぱり徒労感は否めない。



ほんとうに、とりあえずで動いたとき、で失敗成功したケースの場合。

この場合、「うまくいった理由が良くわからない」ため、次につながらないケースが多々ある。
で、そんな成功を繰り返すと、文字通り地に足がついてないから落とし穴に落ちる。
成功への道筋を整理してなけりゃ、踏み外したときに、どこでふんばれば立ち直れそうかもわからない。
そのままローリングストーンズ人生。


目的がはっきりしていること、何がわかっていて何がわかってなくて、そんな状況の中で、なぜその手段を選ぶかが腹落ちしていること。
走り出す前にある程度考えていれば、走りながら微修正しつつ進めるし、成功であれ失敗であれ原因が掴みやすい。


だから、とりあえず、って言葉を口にしたら、一歩立ち止まろう。
とりあえず、って言葉とともに仕事を振られたら、一歩立ち止まろう。


忘れ物はないですか?