すごいのは、ライブラリそのものじゃなくて、配布方法
Google人気JavaScriptライブラリ配布開始、ネット全体でキャッシュ効果 | マイナビニュース
Googleが、AJAX関連の機能拡張を提供するJavaScriptのライブラリを配布する、というニュース。
JavaScriptライブラリはいろいろなところが配布しているし、
この手の技術は惜しげなく公開してくれるのがGoogleなので、
いまさら驚くことはない。
私の目を引いたのは、配布方法のほう。
JavaScriptライブラリを活用するタイプのWebアプリケーションは数多くある。結果として、何度も似たようなJavaScriptライブラリをダウンロードしていることになり、このままいけば今後ライブラリ自体のサイズの巨大化や多くのサービスの登場でライブラリダウンロード総量は増加することになる。
そう。この問題提起は、O'Reillyの「ハイパフォーマンスWebサイト」が問題にしているテーマだ。
そして、この問題に対するGoogleの答えは
うわー。5つとも、「パフォーマンス〜」が唱える解決方法とまったく同じ。
ちなみに、「パフォーマンス〜」の著者は、米Yahooのパフォーマンスの責任者。
そして、この本は、id:dankogaiが
404 Blog Not Found:ついに書籍化&邦訳登場 - 書評 - ハイパフォーマンスWebサイト
で絶賛している本でもあります。
あらためて、この本の価値を実感するNewsでした。

ハイパフォーマンスWebサイト ―高速サイトを実現する14のルール
- 作者: Steve Souders,スティーブサウダーズ,武舎広幸,福地太郎,武舎るみ
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2008/04/11
- メディア: 大型本
- 購入: 32人 クリック: 676回
- この商品を含むブログ (125件) を見る