プログラムを知らない人にプログラムを教える
業務でプログラムもSQLもわからん初体験の人にプログラム書かせてます。
ソースコードもテストケースも全部レビューしているから、
お客に渡るブツは最低限の品質は保てるでしょう。
1つでも言語を知っていれば、
「あっちの言語で言うところのアレね」で終わっちゃう会話が、
3倍くらい時間かけないと伝わらない。
教えているこっちにとっても、いいトレーニングだ。
さて、プログラミングデビューといっても、追加改修案件で、
似たようなソースを引っ張り出してきて、ちょっと直す程度。
そして、そのサンプル元のコードさえ、お世辞にも美しいコードとはいえない。
そんなコードの中には、3年前に自分が書いたコードも含まれていたりする。
でも、コードの構造を今の私のスキルで導き出すような構造には直させない。
彼の考えたロジックをベースに、わからないと訴えてくるものは教え、
彼の考えたロジックに基づくテストをする。
なぜなら、それが彼のデビュー作だから。
もう少し経験を積めば、
- なんで、こんなコードを書いたのだろう
- なんで、こんなコードを引用したのだろう
- なんで、当時は何の疑問も抱かないまま、このロジックを使ったのだろう
なんてことが考えられるようになると思うし、その機会を奪ってはいけないと思うから。
だから、今回は、「客見えの品質、動作」を保証することに徹する事にする。
実行結果だけじゃなく、「コードそのものも品質に含まれる」って考え方は当然あるから、
こんな姿勢で臨むことには賛否両論だろうだろうけどね。