なからなLife

geekに憧れと敬意を抱きながら、SE、ITコンサル、商品企画、事業企画、管理会計、総務・情シス、再び受託でDB屋さんと流浪する人のブログです。

エンジニアの未来サミットについて、一言言ってみるか(第一部)

運よく抽選にあたり、受付も結構早かったので、プレス席のすぐ後ろ、前から2番目の席でダンコガイの目の前あたりで見ることができた。

あまりにもカオス過ぎて、そして、面白すぎて、まとめ記事書くためにPC打つのをの諦めた。
こーいうのは、まとめは誰かに譲って、参加できたたものだけが味わえる臨場感
に浸ったほうがいい、そう思った。


で、それだけじゃつまんないので、あえて参加者の後日談をまとめてみる。


そして、ござ先輩*1のメソッド
「TB自重はダークサイド」
わからないことは、決して恥ずかしいことじゃない - GoTheDistance
に触発されて、
関係者すべてにトラバ*2してみる。*3


第一部のパネリストの後日談



小飼弾
id:dankogai
現時点(2008/09/17 00:30)でblog上に言及なし。


ひがやすを氏
id:higayasuo
アルファギークが空回り - ひがやすを blog

モンスターエンジンのネタ「ヒマをもてあました神々の遊び」を髣髴させる絶妙なタイトルで、
このイベントの顛末をキレイにまとめてくれた感じですね。

発起人として、自他共にイマイチな評価であったことに対する責任を感じていらっしゃるようです。
でも、試みとしてはとても面白かったし、ひがさんの一言が無かったら、
こんな大それた企画は実現できなかったし、
私はあんな豪勢なメンバーを生で見る機会もなかったので、
とても良かったと思います。



よしおかひろたか氏
id:hyoshiok
http://d.hatena.ne.jp/hyoshiok/20080914#p1
http://d.hatena.ne.jp/hyoshiok/20080915#p1


マッチョの重鎮、と呼んだら失礼ですね。でも、基本的にマッチョなお方。
私は恥ずかしながら今回始めてよしおかさんの語りに触れたのでありますが、
年の功(これも失礼か)からか、他のメンバーに比べて落ち着きがあり、
トークセッションをなんとかコントロールしてくれて安心できました。


マッチョ論、「とにかく自分の責任だ」と突き放すだけじゃなく、

自分の半径5メートルを変えてみる。

という一言があるのが、ご自身の経験からにじみ出る温かさというか、深みというか、
ウィンプな自分にも何か出来そうだと思わせてくれる
何か不思議な力が言葉に宿っているるように感じました。


谷口公一氏
id:nipotan
エンジニアの未来サミットについて、色々考えてみました - にぽたん研究所


第一部を見事に締めくくったキーワード「残糞感」について、さらに語ってます。
あの場に居た参加者に一番近い目線で語ってくれた(語ろうとしてくれていた)ような気がしてならない。


にしても、冷静に、自分に厳しくできる人ですね。


パネル討論なんて、空気のような人とマシンガンの人と、かならず出てしまうし、
そこは割り切って見てますので、発言数の少なさ自体はあまり気にされなくてもいいのではないかと。


むしろ、言葉数が少ない分、一言一言が印象に残ってる。
同じように空気になりかかっていたnaoyaさんの言葉も、多くの人が「印象に残った」って言ってるし。


伊藤直也
id:naoya
現時点(2008/09/17 00:30)でblog上に言及なし。

でも、学生を意識した発言が一番多かったのはnaoyaだと思う。



言及された皆さんから共通して聞かれるのは

  • 反省の弁
  • そして次へ

ということ。これはアルファギークに共通する前向きさを象徴しているかもしれません。


聞いていた側としても、次を期待してます。


ただ、あまりみなさん触れられていない「<学生に向けて>というのはどうだったか?」というところを、
何か結論出して欲しいですね。
泥の議論もそうだったけど、話の流れで置いてきぼり。


泥の定義がどうだったかなんて、イベントのきっかけとなったメインテーマのはずなんだから、
参加する前提として定義ぐらい押えておいてよ、
といわれても仕方が無い状況だったんじゃないかと。
前提として「定義からしておかしい」というのが先にあって、そこでどうするかならまだしも、
(人によっては)たいした準備もせずにほんとにその場で考えて「そもそもなんなの」って、
あの場に来ているサラリーマンSEたちが、自分たちの仕事場の会議に出席してこんな態度だったら、
「即退場」ですよ。



学生向け、ってコンセプトは、参加者の比率からしても失敗だったと思う。
その理由は、学生さんが語っていたね。
「情報格差がある」って。
一番知って欲しい人たちは、一番知らない人なんだ。
イベントがあることを知らない/知りえないから、会場にも来ない。
終わった後も、そんなイベントがあったことも知らない。
何も変わらず、イメージだけが一人歩きしていく。


だったら、


中の人が、外の人(学生を含めたIT業界以外の人)に向けてどんなメッセージをまとめ、
どんな風に発信していくか


を語ったほうが良かったのではないかと思う。
そういう意味では、第二部での最後のまとめが、ひとつの答えになったと思うし、
それが今回のイベントを救ったように思えてならない。




あえて次回に期待したいテーマとしてアンケートに書いたのは
「その時ホットなキーワード」
で語ること。


その都度、「このイベントは、何の為にやるのか、誰に向けてメッセージを発信するのか」を強く意識して欲しいから。


第一部へのコメントはここまで。


なんか、勢いに任せてかなり偉そうなことを書いてしまっている気もする。
でも、影響力のある人は、その影響力が凶器にもなることを自覚してもらって、
効果的に影響力を行使して欲しい。

*1:id:gothedistance 年下だが先輩と呼ばせていただきます

*2:idトラバですみません

*3:ごめん。学生さんたちのidわかんないからトラバできない。