なからなLife

geekに憧れと敬意を抱きながら、SE、ITコンサル、商品企画、事業企画、管理会計、総務・情シス、再び受託でDB屋さんと流浪する人のブログです。

モノサシを変える生き方(1)・・・なぜ変えるのか

例えていうなら「高校受験で、第一志望校に底辺すれすれで入って入学後も苦労するか、第二志望校にトップクラスで入って余裕をもつか」という選択のお話。


教科書的な答えは、多分「前者」なんだと思います。
余裕があると人間堕落する、結果、大学受験の頃には実力差が開いていて(ry


私自身も、高校受験の際は前者の声をたくさん聞き、そのとおり前者の選択をしました。
志望校変えた方がいい、という声もありましたが、振り切る形で。


サラリーマン人生になると、またちょっと変わってきます。


会社というのは、会社全体としての給与支払能力は会社の実力で決まってきますが、個人個人の給与は、会社間の実力差ほど開かなかったりします。
そして、会社からどれだけ認められているか、どれだけ必要とされているか、その「相対評価」で決まります。


レベルの高い会社は、そのレベルの高さゆえに、レベルの高い人材が多く、また、外部からもレベルの高い人材が集まりやすい。
レベルの低い会社は、そのレベルの低さゆえに、レベルの低い人材が多く、また、外部からはレベルの高い人材は集めにくい。


ですから、ある会社で並以下の評価を受けている人でも、とある会社では喉から手が出るほど欲しいスキルレベルに達していることもあるわけです。

トップクラス人材の話になると、レベルの高い会社のトップとレベルの低い会社のトップの報酬は恐ろしいほどの差になりますが、そうじゃないレベルの話になると、全く同じ能力を持っているばあい、その給与は、「レベルの高い会社の底辺にいる<レベルの低い会社の上位にいる」が、ふつーに成立するわけです。


違うモノサシで測り直すと、自分の評価価値が変わる。
これは営業的な話でも出てきますが、価値を決めるのは客、つまり、それを必要とする人です。


「所詮、レベル下げただけだろ」という批判を受けるコトもあるかとは思いますが、
自分を高く評価してくれるモノサシで測り直す、という戦略もアリだと思います。


続き
モノサシを変える生き方(2)・・・どう変えるのか - なからなLife